このページでは、軽症~中等症の新型コロナ後遺症からの後遺症について、現時点での平畑光一の個人的な見解に基づいた対策法などを公開します。

医療機関にかかれず、自宅で耐えている方も多いはずですので、少しでも役に立てば、と思っています。

まだ作りかけで、思いついた順に書いていきます。

また、エビデンスが十分にない内容を多く含むことをご承知おきください。

この表をかかりつけの先生に見せて、試してみてもらうのもアリかもしれません。

医療従事者でない組織・人に勧められる高価なものに騙されないようにしてください。

症状 メモ 対処法
倦怠感 ・多くの場合、増悪因子が慢性上咽頭炎。
・不適切に対処すると筋痛性脳脊髄炎/慢性疲労症候群(ME/CFS)に移行する可能性あり
・鼻うがい・ミサトールリノローション
・上咽頭擦過療法(EAT、Bスポット療法)
・だるくなることを絶対にしない
・できれば血液検査で亜鉛の量をチェックして、80より少なければ補充。
・できれば血液検査でフェリチンをチェックして、50より少なければ鉄をサプリや薬で補充。
・市販のBCAA(アミノバイタル・アミノバリューなど)
・市販のプロテイン
・加味帰脾湯:慢性上咽頭炎がある人に
・十全大補湯:若い人に(30代まで?)
・人参養栄湯:40代以上?
・証にあった漢方
気分の落ち込み ・ヒラハタクリニックの後遺症患者さんでは87%が経験する症状。
・オンラインでは普通の眠剤・向精神薬の処方ができません。
・がんばりすぎない。焦らない。
・加味帰脾湯などの漢方
・ロフラゼプ(メイラックス)やフルボキサミン(デプロメール)が有効なことも。(内服は慎重に)
思考力の低下
ブレインフォグ
脳の炎症、慢性上咽頭炎が原因か ・鼻うがい・ミサトールリノローション
・上咽頭擦過療法(EAT、Bスポット療法)
・だるくなることを絶対にしない
・ケタス
・アデホス
・セロクラール
・証に合った漢方
頭痛 通常の痛み止め(NSAIDs)が効かない人も多い。
・釣藤散:後頭部痛、頭が詰まる感じに
・七物降火湯:頭が火照る方に
・呉茱萸湯:迷ったらとりあえずこれ
・川きゅう茶調散:前頭部痛に
・葛根湯:肩こり・首こりを伴う方に
・桂枝湯:コリがあって弱っている方に
・ミオナール:肩こりに伴う頭痛に
・副鼻腔炎など、他疾患の可能性も考慮が必要。
息苦しさ
呼吸苦
・CT等で異常がない場合、肺の血流が問題か。
・胃酸逆流による症状の場合も少なくない。
・鼻うがい・ミサトールリノローション
・上咽頭擦過療法(EAT、Bスポット療法)
・寝る前に水を飲まない
・甘いもの・油ものをできるだけ避ける。
・カフェイン、炭酸は禁止。
・PPI(ネキシウム、オメプラール、タケプロン)
・タケキャブ
・ガナトン、ガスモチン
・半夏厚朴湯:胸やのどが詰まる方に
・六君子湯:嘔気があるときに
体の痛み ・痛い部分はあちこちに移動する。
・線維筋痛症の併発に注意が必要だが、多くの方は併発していない。
・桂枝加朮附湯:全身の痛み(特に上半身)
・疎経活血湯:30代までや、元気な人の下肢の痛みに
・大防風湯:40代以上や、元気のない人の下肢の痛みに
・普通の痛み止め(NSAIDs)
・ノイロトロピン(注射の方が効く)
・コルヒチン(頓用で。結構下痢する)
・メコバラミン(メチコバール)
・リリカ(副作用が多い)
不眠 ・胃酸逆流によって不眠になるケースも少なくない。
・オンラインでは普通の眠剤・向精神薬の処方ができません。
・一般的な睡眠薬
・酸棗仁湯:疲れすぎて眠れない方に
・柴胡加竜骨牡蠣湯:比較的元気で、悪夢を見がちな方に
・桂枝加竜骨牡蠣湯:元気がない方に
・寝る前に水を飲まない
・甘いもの・油ものをできるだけ避ける。
・カフェイン、炭酸は禁止。
動悸 立ち上がるだけで脈拍が130くらいに跳ね上がる場合は、体位性頻脈症候群(POTS)を疑う。
・着圧ソックス
・水分(or スポーツドリンク)を多くとる。
・運動でだるくならない方は軽い運動を少しずつ。
食欲不振 食べたいのに食べられない。 ・六君子湯:嘔気があるときに。
・四君子湯:嘔気がない場合に。
・六君子湯+四君子湯もアリ
・スルピリド(ドグマチール)副作用に注意。良くなっても急にやめないように。
発熱 ・かなり多い。
・38度近くまで上がる人も。
・それほどだるくなければ、「再感染では?」と驚かなくて大丈夫。
・膵臓が弱い場合も。(参考:ヒラハタクリニック|膵臓の未病
・あまり動かないようにする。
・あまり頭を使わないようにする。
・ケンカしないようにする。
・鼻うがい・ミサトールリノローション
・上咽頭擦過療法(EAT、Bスポット療法)
嗅覚・味覚障害 ・人によっては死にたくなるほどつらい。
・変なにおい(煙や焦げのにおい)がするときは、ほぼ確実に慢性上咽頭炎がある。
・できれば血液検査で亜鉛の量をチェックして、80より少なければ補充。
・鼻うがい・ミサトールリノローション
・上咽頭擦過療法(EAT、Bスポット療法)
脱毛 ・発症から2~3か月後に始まり、半年以内に収まる人が多い。
・ツルツルまで行くことは、かなりまれ。
・全体にまんべんなく抜ける。
・エバステル
・フロジン
・ステロイド(アンテベートローションなど)
・(やってくれる皮膚科はほとんどないが)液体窒素療法
・後遺症そのもの、咳喘息、胃酸逆流など、原因は様々。
・普通の咳止めも意外に効く場合あり。
・メジコン
・麻杏甘石湯
・五虎湯
・ステロイド吸入薬
・ステロイド/β2刺激薬(ICS/LABA)合剤
・寝る前に水を飲まない
・甘いもの・油ものをできるだけ避ける。
・カフェイン、炭酸は禁止。
・PPI(ネキシウム、オメプラール、タケプロン)
・タケキャブ
・ガナトン、ガスモチン
光過敏
音過敏
・無治療だと数年続くことも多い。
・ちゃんと治るので焦らないこと。
・抑肝散加陳皮半夏を治るまで飲む(数か月)
・刺激を避けて生活する
アレルギー
コロナ後遺症になると、アレルギーが増えることがよくある。
・抗アレルギー剤
・小青竜湯:元気な人の鼻水に
・苓甘姜味辛夏仁湯:弱っている人の鼻水に
筋肉のピクつき
(線維束性収縮)
・目の周囲などの場合は単に寝不足のことが多い。
・コロナ後遺症の場合は目の周り以外に出る。
・筋萎縮性側索硬化症(ALS)を心配する人が多いが、ヒラハタクリニックでは合併例なし。まず違うので心配し過ぎないように。
・市販のBCAA(アミノバイタル・アミノバリューなど)
・無理をしない
血管の浮き、痛み ・体調が悪いと出る。
・自律神経の症状か。
・念のためMPO-ANCA、PR3-ANCAなどを測定して血管炎を否定する。
・鼻うがい・ミサトールリノローション
・上咽頭擦過療法(EAT、Bスポット療法)
周囲の無理解 社会への啓もうはこちらで頑張るので、頑張りすぎないで。
東京都|新型コロナウイルス感染症 後遺症リーフレット
新型コロナ後遺症 完全対策マニュアル
などの印刷物の必要な部分をコピーするなどして会社の上司や家族などに見せると理解されやすい場合も。

本チートシートについては、 CCライセンスの「CC BY-ND」 とし、2021/8/14時点での著作権者は平畑光一とする。

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