コロナワクチンによって様々な副反応が起きることが、多数の論文で報告されています。
たとえ頻度が低くとも、打っている方の数が膨大なため、重篤な副反応が起きてしまう方の数も多くなります。
ワクチンについては、新型コロナに感染することによって生じる様々なリスクを避ける上で有益であることが 様々な論文で報告されてきましたが、推奨するからには、副反応についても真摯に取り組む必要があります。
実際に臨床に取り組んでいると、下記の3つを診察することが多いように思います。
このうち、コロナ後遺症様症状については、当サイトのコロナ後遺症関連の情報を、ほぼそのまま利用することができると考えています。
コロナワクチン接種後のコロナ後遺症様症状については、 Science誌にも記事が掲載されている通り、 世界的に研究が始められています。
ワクチン長期副反応と思われる患者さんのうち、ごく少数の方が不随意運動などの比較的強い症状を呈されます。
ワクチン後の不随意運動を見ると、ろくに検査もしないうちに「身体表現性障害」と「診断」されてしまうことがありますが、 適切な検査は必須と考えます。
まずは下記論文などを印刷し、脳神経内科・神経内科を受診されることをお勧めいたします。
克徳髙畑, 博髙嶋. 自己免疫性脳症を見きわめるための新しい神経診察の提案—身体表現性障害との鑑別—. 神経治療学. 2016年;33(1):9–18.
ただし、下記論文に書かれているように、「脳症」の頻度は1000万回の接種あたり8人と推定されていますので、心配のし過ぎもよくありません。
出典:Ann Neurol. 2021 Sep;90(3):506-511. doi: 10.1002/ana.26182. Epub 2021 Aug 13.
論文を読むと分かりますが、専門の先生が、様々な検査をし、慎重に判断してから治療を行い、診断をつけていくものですので、 「自分は脳症に違いない」等、決めつけてかかることようなことがないよう、くれぐれも注意してください。
たとえば、発症部位がどんどん変わるしびれとか、少し使ってしまった後に脱力が起きる、といったことは コロナ後遺症様症状としてよく見られる症状ですので、必要以上に怖がる必要はありません。
ただ、強い症状が出た時には、すぐに脳神経内科を受診してください。
その際、撮れたら症状の動画を撮り、どういう時に起きたか、どのくらい続いたか、意識はどうだったか等を紙に書いて持っていくとよいでしょう。