PS 4の運動療法
鍼灸師・野崎真治先生との共同開発の、コロナ後遺症、ワクチン接種後症候群の重症度別(PS別)の運動療法です。
コロナ後遺症、ワクチン接種後症候群は、動きすぎれば悪化しますが、動かな過ぎても治りません。
症状が出ない(酸欠が起きない)適切な時間、適切な負荷の運動を行い、すぐに呼吸リハビリを行うことで、症状は徐々に改善していきます。
良くなってきたときに、無理をしないことも大切なポイントです。
詳しくはペーシングのページをご覧ください。
運動時間は規定の時間いっぱいまでしなくて問題ありません。
例えば少し運動負荷が強かったり、体調が悪かったりすれば、規定の運動時間に達していなくても休憩すべきです。
また、運動内容はなるべく同一のものを繰り返さず、いろいろな部位を動かすようにしてください。
PS 4の目安は「5分間、軽い家事ができる」です。
PS 4の方は、基本的には5分の運動を、1日20回行うことが目標となります。
下の動画の動きを、5分動くごとに休憩しながら、ゆっくり行ってください。
20回も行うと疲れてしまう、症状が出てしまう、という場合はもっと少ない回数から少しずつ行うようにしてください。
肩と脊柱起立筋上部のストレッチ
痛みやだるさの出ない範囲で行ってください。
肺と背骨のストレッチ(脊柱起立筋中部のストレッチ)
脊柱起立筋下部のストレッチ
腸腰筋ストレッチ
座位でシュラッグ
座位でひじ回し
座位で頸部回旋
足の運動
痛み等がなければ、もっと速く行っても問題ありません。
両ひざ倒し
ハミング呼吸
口すぼめ呼吸
座位で伸展呼吸
「あ」の呼吸
内もものストレッチ
臥位で股関節の膝立て回旋
コアのトレーニングLevel2
座位で上体倒し
座位で膝寄せ
座位で膝倒し
チャイルドポーズ(バーラーサナ)
正座が難しければ、適宜お尻の下にクッションを置くなどして楽に行ってください。
広背筋のストレッチ
この動きで疲れる場合は、行わないようにしてください。
力を入れすぎると筋肉がつる可能性がありますので注意してください。
室内歩行
説明のためなので短い動画です。状況に合わせて歩行時間を調整してください。